メイドインジャパン

日本の信頼性

『メイドインジャパン』と聞いて、日本の信頼性は高いでしょうか?それとも、低いでしょうか?

数年前までは、日本といえば世界でトップの技術力を持った工業国でした。

世界中の人々が、『Made in JAPAN』の表示に安心感を持ち、日本製の商品を購入すると思います。

中国人が日本に来た時に、ユニ・チャームの紙おむつや粉ミルクを爆買いしていく姿が思い出されます。

ドラッグストアでも日本製の薬は人気があるようですね。

しかし、最近の日本企業はどうでしょうか?

特に、今まで日本を牽引してきた大企業の信頼が揺らいでいます。

不正問題続出!日本の大企業の現状

三菱自動車による燃費不正問題

2016年に発覚した、三菱自動車による燃費不正問題。

国が定めた方法とは異なる、不正な測定方法を用いて燃費データを公表しました。

三菱自動車は、2000年と2004年にもリコールを隠した隠ぺい体質でした。

企業の体質は、トップが辞任して、新たな経営陣にならないと変わらないのでしょうか。

東芝による不正会計問題

2015年に内部告発によって発覚した、東芝による不正会計(粉飾決算)問題。

東芝は、2009年~2014年までの6年間、利益を大幅に水増しして決算発表を公開しました。

上場企業は、未上場企業と違い、厳しい決算発表が求められます。

株式を公開し上場することで、多くの投資家に株を買ってもらうことができます。

株式を買ってくれている投資家に対して、自社の決算内容などをすべて公開する義務があります。

通常、上場企業が粉飾決算を行ったら一発退場!上場廃止です。

東芝が破たんすると困る人がいるのか・・・忖度が働いたとしか考えられませんが、何とか上場を維持しています。

神戸製鋼所による品質検査データ改ざん問題

2017年10月に内部告発によって発覚した、神戸製鋼所による品質検査データ改ざん問題。

神戸製鋼所は、アルミ素材などの品質検査(強度)データの書き換えを行いました。

アルミ素材は、様々な製品に使用される大変重要なものです。

ロケットや飛行機、新幹線や自動車など、私たちの生活に必要なものばかりです。

500社以上の取引先に、強度データを改ざんしたアルミ素材を納品していたのです。

強度データを改ざんされてしまっては、もはや安全かどうか誰にもわかりませんね。

海外の主要企業にも納品しているので、今後、神戸製鋼所は、とてつもない金額の損賠賠償請求をされる可能性が高いです。

これでも、『メイドインジャパン』は信頼できるのでしょうか?

企業の社会的責任~CSR~

CSRという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

企業の社会的責任を表す『Corporate Social Responsibility』の略です。

簡単に言うと、企業は自社の利益だけを追求するのではなく、ステークホルダーと良い関係を構築し、地域社会に貢献しましょうということです。

ステークホルダーとは、利害関係者のことで、従業員や取引先、消費者や株主、地域社会などです。

自分のことだけ考えずに、周りが幸せになる事業を行えば、巡り巡って自分に返ってくるのです。

しかし、現在の日本企業は、本当に企業の社会的責任を果たしているといえるでしょうか?

少なくても、データ改ざんや不正会計をしていては、CSRが高い企業とは言えないでしょう。

不正を働いた会社は、どこも莫大なノルマを乗り切るために、自社の利益を追求し、不正に手を染めてしまったのです。

信用は、築き上げるのに時間がかかりますが、信用を失うのは一瞬です。

もしも、世界中の人々から「Made in JAPANは信用できない。もう日本製品は買わない!」と思われてしまったら・・・

日本製品は一瞬で売れなくなってしまいます。

売れなということは、従業員の給料は下がり、最悪な状況になればリストラになりますね。

当然、日本株は下落し、円も安くなります。

日本円だけ保有している人は、円安になると、あっという間にお金の価値が下落してしまいます。

今の日本は、大企業に勤めれば、一生安泰という時代ではありません。

常に将来のことを考え、お金や経済の勉強をすることが大切です。

日々のニュースを見て、世の中がどう動いていくのかを理解することが非常に大事になってきます。

あなたの将来を守るのは、あなた自身です。

一緒にマネー教育を学びませんか?

 

株式会社マネージュ

代表取締役社長 渡邊一慶

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2017年10月16日