UUUM【ウーム】(3990)上場で考えるIPO投資

若者のなりたい職業ランキング第3位に輝いたYouTuber。今や毎日、YouTubeをチェックするという人も多いのではないでしょうか。そんなトップYouTuberを多数抱える会社、UUUM(ウーム)が、2017年8月30日に東証マザーズ市場に上場しまた。

上場とは何?

上場とは、株式を一般の人も売買できるように公開することです。通常、未上場会社も株式会社であれば株式を発行しています。しかし、一般の人は売買することはできませんね。中小企業や同族会社であれば、オーナーや親族などが株主で、一般の人は株を持てません。

株式を上場することにより、一般の人も自由に株式を売買できるようになるわけです。UUUMなどの企業側は、株式を上場することにより、資金調達ができます。その資金で、事業を拡大したり、広告宣伝費などに使えます。上場とは、企業にとっては資金調達の手段であり、一般の人にとっては、魅力的な会社の株主になり、事業を応援することができるわけです。

IPOとは何?

 

今回のように、新規に株式を上場することをIPO(Initial Public Offering)新規公開株といいます。新規公開株は、抽選で購入できる人が決まります。みんなが欲しがるような優良会社のIPOは、プラチナチケットのようなものです。抽選で当たった人は、株式が上場される前に公募価格という決まった値段で買えます。抽選で外れた人は、上場された日に市場でついている株価で購入しなければなりません。

今回のUUUMの例では、IPOに当選した投資家は、公募価格の2050円で買えます。しかし、IPOに外れた投資家は、上場初値の6700円で買うわけです。最低投資株数が100株からなので、20万5000円があっという間に67万円に値上がりしたということです。まさにプラチナチケットですね!

株式投資とは?

株式投資とは、会社の未来に投資をするものです。企業の成長率に資金を出し、投資をした見返りとして、配当金と株価の値上がり益を狙うということです。その為、企業の利益成長率が低下してくると、株価も当然ながら下落基調になります。毎年、利益成長率が上昇していれば、株価も上昇傾向が続きます。しかし、IPOの場合は少し違います。新規公開株の場合は、企業の業績うんぬんよりも、需要と供給のバランスで株価が決まります。その企業の株が欲しいという投資家が、その株を売りたい投資家よりも多い場合は、株価は上がります。今回も、公募価格を3.3倍も上回る初値が付いたのは、UUUMの株を欲しいと思った投資家がかなり多かったということです。しかし、実態以上に上がってしまった株価は、当然ですが、急落することが多いです。IPOは投資というよりも、ギャンブルに近い性質のものです。IPOは基本的には、短期勝負に徹するほうが賢い選択だと思います。

狙い目IPOとは?

IPOはあくまで短期勝負です!そこを理解したうえで、どの株がプラチナチケットかというと、発行済み株式数少なく、企業業績の伸び率が高い企業です。そのような企業は、東証マザーズに上場することが多いので、東証マザーズに上場する、ビジネスモデルの面白い会社に注目するといいです。反対に、誰もが知っている大企業は、東証一部に上場することが多いです。東証一部は、発行済み株式数も多く、IPOとしての魅力はあまりありません。UUUMの今後の株価がどうなるのか、注目してみていきたいです。

 

株式会社マネージュ

代表取締役社長 渡邊一慶

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2017年09月01日